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12月05日-01号

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  1. 中央市議会 2019-12-05
    12月05日-01号


    取得元: 中央市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-14
    令和 1年 12月 定例会(第4回)令和元年第4回中央市議会定例会1.議事日程(第1号)                             令和元年12月5日                             午前10時00分開議                             於議場  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期決定の件  日程第3 諸報告  日程第4 議案第79号 専決処分の承認を求める件(令和元年度中央一般会計補正予算(第3号))  日程第5 議案第80号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例制定の件  日程第6 議案第81号 中央市職員の配偶者同行休業に関する条例制定の件  日程第7 議案第82号 中央市簡易水道事業の設置等に関する条例制定の件  日程第8 議案第83号 中央市下水道事業の設置等に関する条例制定の件  日程第9 議案第84号 中央市行政組織条例中改正の件  日程第10 議案第85号 中央市職員給与条例中改正の件  日程第11 議案第86号 中央市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例中改正の件  日程第12 議案第87号 中央市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例中改正の件  日程第13 議案第88号 中央市特別会計条例中改正の件  日程第14 議案第89号 中央市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例中改正の件  日程第15 議案第90号 中央市印鑑条例中改正の件  日程第16 議案第91号 中央市立田富福祉公園条例中改正の件  日程第17 議案第92号 中央市立児童館条例中改正の件  日程第18 議案第93号 中央市上水道給水条例及び中央市簡易水道給水条例中改正の件  日程第19 議案第94号 令和元年度中央一般会計補正予算(第4号)  日程第20 議案第95号 令和元年度中央国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  日程第21 議案第96号 令和元年度中央後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  日程第22 議案第97号 令和元年度中央介護保険特別会計補正予算(第3号)  日程第23 議案第98号 令和元年度中央簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)  日程第24 議案第99号 山梨西部広域環境組合の設置に関する協議の件  日程第25 議案第100号 三郡衛生組合規約の変更の件  日程第26 議案第101号 契約締結の件  日程第27 請願第6号 リニア中央新幹線の騒音の低減に関する請願2.本日の会議に付した事件  議事日程に同じ3.出席議員は次のとおりである。(18名)       1番  中沢美恵     2番  新海一芳       3番  薬袋 正     4番  笹本 昇       5番  山本六男     6番  江間政雄       7番  田中 清     8番  斉藤雅浩       9番  金丸俊明    10番  木下友貴      11番  田中輝美    12番  小池章治      13番  小池満男    14番  名執義高      15番  伊藤公夫    16番  井口 貢      17番  福田清美    18番  田中一臣4.欠席議員(なし)5.会議録署名議員      11番  田中輝美    12番  小池章治6.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(28名)   市長        田中久雄    副市長       望月 智   教育長       田中正清    会計管理者     相澤宏一   政策秘書課長    石田秀博    総務課長      桜木達也   危機管理課長    功刀裕章    管財課長      田中 実   財政課長      橘田 修    リニア交通政策課長 五味将元   庁舎整備室長    田中竜馬    政策推進監     蓮沼 隆   市民課長      北村公利    保険課長      内田孝則   環境課長      小沢 誠    税務課長      土橋利一郎   収納対策監     降矢嘉也    福祉課長      田中浩夫   高齢介護課長    泉 玄洋    子育て支援課長   中込 誉   健康推進課長    野沢文香    建設課長      薬袋正仁   都市計画課長    田島幸一    水道課長      河西利広   下水道課長     相川浩記    農政課長      有泉浩貴   商工観光課長    飯室隆人    生涯教育課長    田中俊浩7.職務のため議場に出席した者の職氏名(3名)   議会事務局長    今井 賢   議会書記      功刀亜紀子   議会書記      小沢和仁 △開会 午前10時00分----------------------------------- ○議長(福田清美)  本日は、大変お忙しいところご参集いただきまして、まことにご苦労さまです。 ただいまの出席議員は18名で、定足数に達しております。 ただいまから令和元年第4回中央市議会定例会を開会します。 初めに、欠席の旨の連絡をいたします。 中楯教育総務課長につきましては、本日の会議を欠席する旨の申し出がありましたので、ご了承願います。 報道機関等から写真撮影等の申し出が出ております。 これを許可することにご異議ありませんか。 (異議なしの声) 異議なしと認めます。 よって、議場内での撮影を許可することに決しました。 本日の会議は、あらかじめお手元に配布してあります議事日程表により行います。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員会議規則第88条の規定により、    11番 田中輝美議員    12番 小池章治議員 を指名します。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第2 会期決定の件を議題にします。 本定例会の会期について、議会運営委員会が開かれております。 その協議結果について、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長斉藤雅浩議員。 ◆議会運営委員長斉藤雅浩)  本日、12月5日に招集されました令和元年第4回定例会の運営について、去る11月28日午前10時より議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果について、ご報告いたします。 今定例会に市長提案されます議案は、専決処分1件、条例案件14件、補正予算5件、その他3件であります。 また、請願が1件、一般質問については11名の議員から通告されております。 市長提案されます議案について、市長及び関係職員より概略説明を受け、協議いたしました結果、今定例会の会期は、本日12月5日から12月19日までの15日間とすることに決しました。 また、12月16日の一般質問においては、会議規則第9条第2項の規定により、開議時間を午前9時に繰り上げることと決しましたので、あわせて報告いたします。 以上、今定例会の運営について、議会運営委員会において協議決定いたしましたので、議員各位のご賛同とご協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。 ○議長(福田清美)  議会運営委員長の報告が終わりました。 お諮りします。 本定例会の会期は、ただいまの議会運営委員長報告のとおり、本日から19日までの15日間としたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (異議なしの声) 異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は本日から19日までの15日間と決定しました。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第3 諸報告を行います。 第3回定例会以降の報告事項については、配布しました諸報告のとおりであります。 監査委員から令和元年8月から10月分に係る現金出納検査の結果、また定期監査及び財政援助団体等監査の結果について、配布しました資料のとおり報告されております。 各組合議会の結果について、配布しました資料のとおり報告されております。 市長から令和元年第3回定例会おいて採択いたしました請願の処理の経過及び結果について、配布しました資料のとおり報告されております。 以上で諸報告を終わります。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第4 議案第79号 専決処分の承認を求める件(令和元年度中央一般会計補正予算(第3号))から、日程第26 議案第101号 契約締結の件までを一括議題とします。 市長より行政報告並びに提出議案等に対する説明を求めます。 田中市長。 ◎市長(田中久雄)  本日ここに、令和元年第4回市議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位には公私とも大変お忙しい中、ご出席を賜り、心から御礼を申し上げます。 ことしも余すところあとわずかとなりましたが、この1年を振り返りますと、年の初めから平年より気温が高い日が続き、また、晴れ間も多く、梅雨に入る前までは比較的穏やかな日々となりました。6月から7月にかけては雨の多い日が多く、ここ数年と比べて、いかにも梅雨らしい季節となり、水不足や農産物への影響を心配することなく過ごせることを期待させるものでした。 夏に入ると、近年の例にも漏れず暑い日が続き、猛暑日の連続日数が15日間を記録しました。これは甲府地方気象台によると、観測史上3番目の記録となるようです。また、太平洋高気圧に覆われて晴れた日がある一方、台風や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定となる日が多く、8月、9月の降水量自体は、平年並みか少ないものとなりましたが、降水日数は非常に多く、ことしの初夏から秋にかけては、雨の日が多かったという印象が残っています。 そのような中で、去る10月12日に中央市に最接近した台風19号が関東甲信越や東北地方など、広範囲に甚大な被害を及ぼしたことは記憶に新しいところであります。 9月の台風15号による被害も消えないうちに再び被災した千葉県や、台風19号に伴う豪雨で千曲川の堤防が決壊して広範囲で浸水した長野市、また、北関東や東北地方においても、本市が加盟する「全国へそのまち協議会」の栃木県佐野市や福島県本宮市において甚大な被害が発生しました。「全国へそのまち協議会」では、被災した加盟2市に対し、被災地において必要となる物資を送り、支援を行いました。今回の台風により被災された地域において犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、大きな被害に遭われた皆様方に心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復興復旧を願うところであります。 本市におきましては、暴風雨による建物被害や倒木、道路の冠水などはありましたが、人的被害が発生しなかったことは不幸中の幸いだったのではないかと思います。今回、市では、11日の金曜日に災害警戒本部を立ち上げ、同日夜には自主避難所を開設いたしました。その後、情報収集に努めながら、警報や土砂災害警戒レベルに合わせて、避難準備避難勧告を発令したところであります。 市民の皆様におかれましても、ここ数年の自然災害の発生状況を見る中で、これまで以上に自主的に避難所へ避難される方が多く、多くの市民の皆様が災害に対して高い関心を示されていることが確認できました。 しかしながら、実際に広範囲にわたる災害が発生した場合には、今回とは比較にならないほどの避難者数が想定されます。市民の皆様それぞれが自助、共助の意識を持って行動していただき、地域一体となって被害を最小限にとどめられるようご協力をお願い申し上げます。 本市においても実際に起こり得る大規模な災害に対応するため、国・県の新たな防災対策の動向を踏まえながら、本市の防災減災対策の強化を図り、防災機能を充実していくことが大変重要であると考えております。今後とも、市民の皆様の安全・安心を守るためご協力いただけますようお願い申し上げます。 さて、国内の経済状況については、内閣府が11月22日に発表した月例経済報告では、「景気は、輸出を中心に弱さが長引いているものの、穏やかに回復している」としています。景気の先行きについては、当面、弱さが残るものの、雇用や所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、穏やかに回復していくことが期待されるが、通商問題をめぐる緊張、中国経済の先行き、英国のEU離脱などの行方等の海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税率引き上げ後の消費者マインドの動向に留意する必要があるとされています。 また、政府は、6月21日に「経済財政運営と改革の基本方針2019~『令和』新時代:「Society5.0」への挑戦~」を閣議決定し、その中で「経済再生なくして財政健全化なし」との基本方針を掲げ、今後の経済財政運営の中で我が国が直面するさまざまな課題を克服し、持続的かつ包摂的な経済成長の実現と財政健全化の達成を両立させていくことを目指すべき最重要目標としています。経済再生財政健全化の好循環の実現のため、地方行財政改革においては、国と地方の双方が積極的に歳出改革と効率化に取り組むこととしているため、今後、国から公表される令和2年度の地方財政収支見通し及び地方財政計画においては、地方にとって厳しい見通しが示されるものと予想されています。 そのような中、これから本格化する国の予算編成作業や、それに伴う地方財政計画は、本市の来年度の予算編成にも大きな影響を与えることから、引き続き、国の動向に注視してまいりたいと考えております。 一方、本市の財政見通しについては、県内の景気は回復の動きに足踏み感があるとされ、税制改正による法人減税などの影響もあり、税収の増加は見込めず、予断を許さない状況にあります。また、普通交付税は、算出基準の見直しや合併特例期間の終了に伴う段階的な縮減により、今後さらに減収となる見込みであります。 歳出面では、年々増加を続ける社会保障費の増加のほか、幼児教育、保育の無償化の通年化による扶助費の増加、消費増税の通年化に伴う経費の増加などに対応していかなければなりません。さらに、子育て支援拠点整備事業、小学校の移転や建て替えなどの大型事業により、歳出の増加傾向がしばらくは続くものと予測しております。 こうした状況を踏まえ、本市においても、「令和2年度予算編成方針」を庁内に示し、現在、予算編成作業を進めているところであります。 「第2次中央市長期総合計画」にあるように、行財政改革の着実な実施と行政コストの削減に取り組むとともに、財源の効率的かつ効果的な配分に努め、健全財政に留意しながら、総合計画に掲げる将来像の実現に向けて、事業の着実な推進と行財政需要を的確に把握した施策が展開できるよう、予算編成を進めてまいりたいと考えております。 さて、今定例会におきましては、条例や予算など合計23の案件を提案しておりますが、これらの案件の説明に先立ちまして、9月定例会以降における市政運営の状況等につきまして、いくつかのご報告を申し上げます。 まず、庁舎整備事業についてであります。 ことし3月に着工しました既存田富庁舎(南館)改修工事は、一部の業務を継続する中での改修でありましたが、工事は順調に進んでおり、約10カ月の工期を経て、今月中に完成、引渡しとなります。既に議会及び教育委員会エリアは先行して業務を開始しておりますが、まだ玉穂庁舎及び豊富庁舎に分散している建設部門農政観光部門などがこの年末年始に南館に移転し、来年1月6日から業務開始となります。 庁舎整備事業は、この改修工事をもって全ての工事が完工し、「1本庁舎、2支所体制」の整備が完了いたします。 事業期間中は、庁舎へお越しの皆様並びに周辺住民の皆様には何かとご不便、ご迷惑をおかけいたしましたが、市民の皆様を初め、市議会並びに関係各位のご理解とご協力により、計画どおり事業を進めることができましたことに改めて感謝を申し上げます。 庁舎統合を機に、より質の高い市民サービスを目指し、職員一丸となって全力で取り組んでまいりますので、引き続き市政へのご協力をお願い申し上げます。 次に、「山梨県ごみ処理広域化計画Aブロックとして位置づけられている新たな『ごみ共同処理施設』」についてであります。 昨年の2月に山梨県ごみ処理広域化計画Aブロックとして位置づけられている新たな「ごみ共同処理施設」の設置を目的に、11市町で構成する「峡北・中巨摩・峡南地域ごみ処理広域化推進協議会」が山梨県知事立ち会いのもと設立されました。 協議会では、昨年9月に「南アルプス鏡中條地区」、「中央市大田和地区」、「同浅利地区」の3カ所を候補地とすることを決定し、これを公表いたしました。 以来、協議会では、この3地区のうちどの地区を建設予定地とするかについて、延べ12回にわたり協議を重ねてまいりました。 結果、最重要課題である建設予定地の選定につきまして、10月30日の協議会において、構成する11市町の首長全員一致で「中央市浅利地区」に決定いたしました。 建設予定地に決定した浅利自治会をはじめ、手を挙げていただいた大田和自治会、その他関係自治会の皆様、尽力していただいた多くの皆様に、「峡北・中巨摩・峡南地域ごみ処理広域化推進協議会」の11市町の首長を代表して、また協議会長として、まずもって感謝の意を表したいと思います。 この新たな「ごみ共同処理施設」について、議会の皆様には、これまでも議員協議会など折に触れてご説明させていただいているところではありますが、本日、改めて選定の経緯や施設の概要についてご説明させていただきます。 まず、選定の経緯についてですが、浅利地区につきましては、地元自治会からの誘致であるため、施設建設への理解度及び協力度合いが高く、今後事業を進めていく上で適地と考えられること。また、収集運搬効率がよく、境川最終処分場までの距離が3候補地で最も近いため、焼却残渣の運搬コストが抑えられるだけではなく、候補地の半径500メートル以内に存在する自治会が当該自治会のみであるということは評価すべきとしました。 隣接する自治会から、農業に対する風評被害等を懸念する反対の声が上がっているという事実はあるものの、懸念事項について丁寧に説明し、理解を得るため、近隣住民との合意形成に努めることとしました。 以上の理由から、浅利地区を新ごみ処理施設建設地といたしました。 鏡中條地区につきましては、定性評価の点数が3候補地で最も高く、位置的にも適した場所ではありますが、各市町の今後の費用負担等を勘案すると、地元要望である付帯施設維持管理費までを5市6町で負担するのは難しいという意見が大半であり、施設建設の条件である地元要望に応えることが困難であるため、選定を避けるべきと判断いたしました。 大田和地区につきましては、地元自治会からの誘致であるため、施設建設への理解度及び協力度合いが高く、今後事業を進めていく上で適地と考えられること。さらに、地元自治会からの要望額が3候補地で最も安価であるということは大いに評価すべき点であるとしましたが、隣接する自治会から、以前、中巨摩地区広域事務組合と交わした協定書を根拠とした反対があり、それらを考慮すると、近隣住民との合意形成が難しく、理解を得るためには時間を要すると考えられること、また、他の2地区と比べ、洪水による災害リスクが高いため、選定を避けるべきと判断しました。 今後、建設地に決定した浅利地区をはじめ、選に漏れた大田和地区鏡中條地区には、誠意をもって説明してまいります。 それでは、新たな一部事務組合及び組合が運営する「ごみ共同処理施設」の概要をご説明いたします。 新たな一部事務組合の名称は「山梨西部広域環境組合」として、来年2月の発足を目指しており、事務局は中央市内に設置する予定となっております。 組合議員の定数は16名、うち2名が中央市からとなります。 施設の概要といたしましては、敷地面積が約6ヘクタール、処理対象人口は28万6,000人、焼却溶融施設処理能力は1日当たり290トン、併設するリサイクル施設処理能力は1日当たり約32トンの計画であります。 建設事業費は、概算で地域振興事業費を除いて約270億円となり、令和13年度からの開業を予定しております。 なお、詳細については、今後の人口の動向等を見極め、組合において決定することとなります。 地方自治法第290条の規定により、この新たな一部事務組合を来年2月に設立するためには、組合を構成する11市町の全ての議会において、新たな一部事務組合の規約の議決をしていただく必要があります。 今定例会において、設置に関する協議について議案の提出をいたしておりますので、議員各位のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、ご議決いただけますよう重ねてお願い申し上げます。 次に、「第4回中央市ふるさとまつり」についてであります。 ことしも11月3日に玉穂ふるさとふれあい広場を会場として、「中央市ふるさとまつり」が行われました。 4回目の開催となりますお祭りの当日は、好天に恵まれ、市内外から大勢の方々にご来場いただき、盛会に開催することができました。 この「中央市ふるさとまつり」は、市民のさらなる融和を図ることを目的として、「笑顔満載子どもが集えば未来が変わる」を祭りのコンセプトとして行っております。当日は、市内31の自治会から子ども神輿が、また仮装パレードも加わり、会場内を子どもたちが元気に練り歩きました。 メインステージでは、今年の西関東吹奏楽コンクール山梨県代表の田富中学校玉穂中学校の吹奏楽部による素晴らしい演奏で会場は大いに盛り上がりました。 また、抽選会においては、地元企業の皆様から賞品の提供をいただくなど、これまでより充実したものとなりました。 「中央市ふるさとまつり」の開催にあたり、ご尽力いただいた実行委員をはじめとする関係者各位、また、多くの市民、企業の皆様からご協力を賜りましたことに心より感謝と御礼を申し上げます。 次に、「滞納整理強化月間」についてであります。 滞納整理強化月間については、毎年12月に実施してきたところであり、未納債権の縮減や徴収率の向上、また、全庁的に債権を持つ所管課の徴収意識を高める機会として実施しているところであります。 今年度におきましても、納付についての相談や、職員が滞納者の自宅に電話催告を行ったり、直接訪問して納付についてお伺いすることを予定しております。 市民の皆様一人ひとりが納付していただく税金や料金は、行政サービスを提供していくために重要な自主財源であるとともに、市民の皆様の負担の公平性や平等性の確保を図ることからも重要でありますので、市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 それでは、本定例会に提案いたしました議案の説明を申し上げます。 本定例会に提案いたしました案件は、専決処分の承認を求める件1件、条例案件14件、予算案件5件、その他案件3件であります。 まず、専決処分の承認を求める件についてであります。 議案第79号 専決処分の承認を求める件(令和元年度中央一般会計補正予算(第3号))につきましては、10月12日に本市に最接近した台風19号の影響により被害を被り、緊急的に修繕等が必要となったカーブミラーや公共施設の屋根の修繕や倒木の撤去に係る費用など931万2,000円について、10月15日付で専決処分したものであります。 次に、条例関係議案についてであります。 議案第80号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るための関係条例の整備に関する条例制定の件につきましては、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、関係条例の整備を行う必要があるため、条例を制定するものであります。 議案第81号 中央市職員の配偶者同行休業に関する条例制定の件につきましては、地方公務員法の一部改正に伴い、外国で勤務する配偶者と生活を共にすることを希望する職員の継続的な勤務を促進する必要があるため、条例を制定するものであります。 議案第82号 中央市簡易水道事業の設置等に関する条例制定の件及び議案第83号 中央市下水道事業の設置等に関する条例制定の件につきましては、地方公営企業法第2条第3項の規定により、簡易水道事業及び下水道事業に同法の一部を適用することに伴い、同法第4条の規定による地方公営企業の設置及び経営の基本に関する事項を条例で定める必要があるため、それぞれ条例を制定するものであります。 議案第84号 中央市行政組織条例中改正の件につきましては、行政組織機構の改編に伴い、内部組織及び分掌事務の変更を行う必要があるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第85号 中央市職員給与条例中改正の件につきましては、人事院勧告及び山梨県人事委員会の給与に関する勧告等に鑑み、給料月額、住居手当の月額及び勤勉手当の支給率等を改正する必要があるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第86号 中央市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例中改正の件につきましては、職員の給与改定等に鑑み、期末手当の支給率を改正する必要があるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第87号 中央市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例中改正の件につきましては、職員の給与改定等に鑑み、期末手当の支給率を改正する必要があるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第88号 中央市特別会計条例中改正の件につきましては、簡易水道事業下水道事業及び農業集落排水事業に地方公営企業法の規定の一部を適用することに伴い、簡易水道事業特別会計、下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計を廃止する必要があるため、この条例の一部を改正するものであります。 議案第89号 中央市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例中改正の件につきましては、地域防災力の充実を図るため、中央市消防団に指導部長及び団員(機械係)を設置したことに伴い、それらの団員の報酬を定める必要があるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第90号 中央市印鑑条例中改正の件につきましては、住民基本台帳法施行令等の一部改正に鑑み、旧氏による印鑑登録が可能となるよう必要な事項を定めるとともに、印鑑登録原票から性別に関する記載を削除する必要があるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第91号 中央市立田富福祉公園条例中改正の件につきましては、田富福祉公園使用料の減免基準の見直しに伴い、減免対象者の改正を行う必要があるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第92号 中央市立児童館条例中改正の件につきましては、利用者の減少による児童館の管理運営の見直しに伴い、田富ひまわり児童館及び田富つくし児童館を閉館する必要があるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第93号 中央市上水道給水条例及び中央市簡易水道給水条例中改正の件につきましては、水道法及び水道法施行令の一部改正に伴い、工事の施行、手数料及び給水装置の基準違反に対する措置について改正を行う必要があるため、条例の改正を行うものであります。 次に、予算関係議案についてであります。 議案第94号 令和元年度中央一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,444万2,000円を追加し、歳入歳出それぞれ160億4,065万6,000円とするものであります。 歳出の主な内容は、総務費では、ふるさとづくり応援寄付金の増額見込みに伴う報償費として2,600万円を、また、若者世帯定住奨励金の交付申請の増加に伴う交付金及び全国へそのまち協議会加盟2市に対する災害支援物資の送付に係る負担金など、企画政策事業費に1,119万円を主なものとして計上しております。 民生費では、国庫負担金等の精算に関する返還金のほか、障がい児の発達支援や放課後等のデイサービスの利用の増加に伴い、障害児通所給付費等事業に1,563万3,000円を主なものとして計上しております。 農林水産業費では、臼井排水路の改修工事などに係る負担金等として、県営地域用水環境整備事業に1,100万円を、また、豚コレラの感染防止に向け、野生のイノシシの侵入を防止する柵を設置するための補助金やモモせん孔細菌病防除対策支援事業補助金など農業振興費に693万円を主なものとして計上しております。 土木費では、若宮北交差点の歩行者への安全対策として、歩道への車止めの設置に係る工事請負費110万円を主なものとして計上いたしております。 教育費では、リニア中央新幹線建設に伴い移転する田富北小学校の新校舎建設に係る実施設計委託に5,696万9,000円を主なものとして計上しております。 これらの補正財源としましては、各種事業に係る国及び県支出金や、決算に伴い繰越金を追加補正しております。 議案第95号 令和元年度中央国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ195万7,000円を減額し、歳入歳出それぞれ32億1,187万1,000円とするものであります。 議案第96号 令和元年度中央後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ292万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ2億8,164万円とするものであります。 議案第97号 令和元年度中央介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,692万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ20億9,704万円とするものであります。 議案第98号 令和元年度中央簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ43万8,000円を減額し、歳入歳出それぞれ1億8,963万6,000円とするものであります。 次に、その他議案についてであります。 議案第99号 山梨西部広域環境組合の設置に関する協議の件につきましては、一部事務組合の設置に関する協議につきましては、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提出するものであります。 議案第100号 三郡衛生組合規約の変更の件につきましては、地方自治法第286条第2項の規定により、三郡衛生組合規約の変更をする場合の関係地方公共団体の協議につきましては、同法第290条の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提出するものであります。 議案第101号 契約締結の件につきましては、中央市立豊富小学校普通教室棟改築(建築主体)工事の請負契約を締結するため、中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分の範囲を定める条例第2条の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提出するものであります。 以上、案件の内容について、概要をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご議決、ご協議いただけますようお願い申し上げ、令和元年第4回市議会定例会における所信表明及び提案理由の説明といたします。 ○議長(福田清美)  市長の説明が終わりました。 引き続いて、議案の審議を行います。 議案第79号 専決処分の承認を求める件(令和元年度中央一般会計補正予算(第3号))から議案第101号 契約締結の件までにつきましては、会議規則第37条第1項の規定により、委員会へ付託しますので、市長の説明に対する総括的な質疑を行います。 質疑ありませんか。 (なし) 質疑なしと認めます。 議案第79号から議案第101号までは、お手元の議案付託表のとおり、会議規則第37条第1項の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託します。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第27 請願第6号 リニア中央新幹線の騒音の低減に関する請願を議題とします。 紹介議員の説明を求めます。 名執義高議員。 ◆14番(名執義高)  請願第6号、請願文書表の朗読をもって説明にかえさせていただきます。 受理年月日 令和元年11月27日 受理番号  令和元年請願第6号 件名    リニア中央新幹線の騒音の低減に関する請願 請願者   山梨リニア沿線住民の会       中央市代表 中央市極楽寺363 内田学 紹介議員  名執義高 笹本昇 田中一臣 請願趣旨 JR東海が2027年の開業を目指すリニア中央新幹線計画で、山梨県が公表した騒音規制図案では、騒音の環境基準を軌道の両側400メートルを範囲として、住居区域は70デシベル以下、商工業地域は75デシベル以下と設定している。 この環境基準案は、従来の新幹線基準をそのまま転用しただけであり、早朝から深夜まで5分間隔で走行するリニアの極めて高い騒音を許容するものである。70デシベルとは、掃除機、目覚まし時計の騒音程度とされ、環境省告示「騒音に係る環境基準について」では、昼間でも住居区域は50デシベル以下、社会福祉施設などでは50デシベル以下としており、また、文部科学省告示「学校環境衛生基準」では、教室内で窓を開放時には55デシベル以下としている。 リニアの騒音状態を許容する基準では、沿線住民にとっては、通常生活の維持や子どもの教育環境に支障をきたすばかりか、住民の健康障害も強いられることは確実である。 リニア中央新幹線の環境基準は、沿線住民の生活と健康を守るために、騒音を一般の環境基準の55デシベル以下を尊重するように県への意見書の提出を求める。 以上、よろしくご審議をお願いします。 ○議長(福田清美)  提出のありました請願は、会議規則第142条の規定により、厚生常任委員会へ付託します。 以上をもちまして、本日の日程を全て終了いたしました。 来週9日からは、各常任委員会を行います。よろしくお願いいたします。 本日はこれで散会といたします。 ありがとうございました。----------------------------------- △散会 午前10時44分...